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日本初!金行システムを導入。販売だけではなく、当社製品の買い取りも致します。

金のおはなし(タイの金事情) 

中華街ヤワラート・金行
 日本では、金製品と言えばK18(純度75%)が主流ですね。でも、タイでは純度96.5%のK23が大半です。ガイドブックなどに純金・24Kと書かれている事もありますが、それは間違いです。金行で売られているのはあくまで純度96.5%の23Kで(デパート内などに店舗を構えるPRIMA GOLDというメーカーは99.99%の純金アクセサリーを売っていますが、これは少ない例外のひとつです)、こうした23金アクセサリーがタイの金製品販売の90%を占めます。ただ、こうしたアクセサリーを身に付けているタイ人自身でも正確な純度を理解している人は少ないようです。また、ピアスプラ・クルアンと呼ばれる仏像のお守りのケース(ペンダント風)のフレームなどは純度90%のものです(ピアスは96.5%のものもありますが、90%が主流です→タイ政府がこうした商品についてのスタンダードを純度75%に規定した為、現在はマーブンクロンなど中華街ヤワラート以外では75%=18Kが主流となっています。ネックレスやブレスレットなど96.5%の商品については変更ございません)。国際的には、22K(22金)とは純度91.6(91.7)%以上の金製品ですが、タイではこの純度90%のものを22Kと呼ぶこともありますのでお間違いにならないようにして下さい。

小さな街でも金行と呼ばれる金製品を取り扱うお店があり、そこで売り買いされています。しかし、何といっても金製品の中心は中華街ヤワラートです。派手な看板を掲げ、大小多くの店が並んでいます。

その中でも、3−4店舗を持つ
振和興大金行Chin Hua Heng Goldsmith(ここの社長は、タイの金業界団体であるGold Traders Associationの会長をしている)、聯成興大金行Liang Seng Heng Goldsmith、和成興大金行Hua Seng Heng Goldsmithなどが大手です。私の経験上、この3つの中では振和興大金行が一番値引きに対して寛容(簡単に値引き、或いは値引き幅が大きい)だと思います。一時はタイ全土に7−8000軒もの金行がありましたが、1997年のバーツ切り下げ以降の不況で2000店はつぶれ、多くの金細工師が失業したと言われています。

取引はバート(バーツ)という重量単位(貨幣単位と同じ)でおこなわれており、
1バートは約15.16グラムです。店頭には、毎日国際相場とドル・バーツの為替レートを基にした、1バート(バートは漢字で「銖」と書きます)あたりの金価格が貼り出され、お客さんはこの金価格に加工料(2001年2月現在、1バートあたり500バーツ程度)を加えた価格で買い求めることになります。

貼り出されている価格はタイ語と一部中国語(漢字)で書かれてあり、良く見掛けるのが下記です。
    銖毎金條
   出 6,100銖
   入 6,000銖

「銖毎金條」とは、トーン・テーン(トーン・ガム・テーン)と呼ばれるバー(延べ板・棒・塊)の重さ1バート当たりという意味で、出(販売)が6,100バーツ、入(買取)が6,000バーツということになります。一方で、トーン・ループ・パン(トーン・ガム・ループ・パン)と呼ばれるアクセサリー類の販売価格は、これに加工料を足して計算されます。一方、別のところに、中途半端な数字が書いてあるケースもあります。これが、アクセサリー類の買取の価格で、トーン・テーンの買取価格より安くなっています。

トーン・テーン(金地金)の販売価格推移

価格交渉は可能ですが、対象は加工料のみとなる為、タイの他の土産物と違いわずかな値引きしか取れません。最初の加工料の言い値がいくらになるかは分かりませんが(おおよそ1バート当たり500バーツとお考え下さい)、1バート当たり350バーツになれば、あなたは立派なお買い物上手です。喜平など細工の凝ってないものは比較的多く値引きに応じてくれるはずですが、1−2バーツ(15.16-30.32g)買う程度では、あまり値引きは期待出来ないでしょう。また、商品一つあたりの重量が小さくなるほど値引きは厳しくなります。例えば、合計は同じ10バーツ(151.6g)買うとしても、1バートの商品を10個買う方が、10バーツの商品1個買うより高くなります。

現在、タイでは7%のVAT(付加価値税)が掛かりますが、金製品に限らずほとんどの個人消費用の商品はVAT込みの価格表示になっています。従来、金製品にもVAT7%が課税されていましたが(買う立場から見れば、既にVAT込みの価格で交渉しており、余り意識されていなかったと思いますが)、2000年より金地金の部分は無税になり、加工料のみにVAT7%が課税されることになっています。これはマレーシアなどの周辺諸国では金製品にVATを課税していないのに対し、タイのみ課税すると価格競争力がなくなってしまう為、金行などの金製品取扱業者が政府に申し入れた結果、VATが免除されることになったものです。

お店には、はかりが置いてありますので、買う時にはちゃんと重量が合っているか見せてくれます。又、クレジットカードが使える店も多いですが、手数料として3−10%取られますので現金を持っていきましょう。

また、ショッピングセンター内などにある金行で「50%off」などと書いてプロモーションしているケースもありますが、これはあくまで加工料が50%offになっているだけです。タイ語の読めない外国人には、50%offしか分かりませんので、「これは安い」と一瞬思ってしまいますが、良く考えれば、いくら販売不振といっても金なら国際相場もあり、ある程度の金額で処分できるのにわざわざ50%も値引きして売る人はいません。

1バートは約15.16グラムなのですが、これはアクセサリー類(オーナメント・ゴールド)を対象に使われる重量で、トーン・テーン(トーン・ガム・テーン)と言われる金のバー(延べ板、塊)など地金は同じ1バートでも約15.244グラムなのです(なんだかややこしいですね)。

さて、こうした金製品を取り扱う店が金行と呼ばれるのは、お客さんが手持ちの金製品を売ることも出来るからです。買う場合は加工料も含めた価格ですが、売る場合は加工料は含まれない価格になり、これも店頭に貼り出されています。金価格は毎日変化しますが、同じ店で買った物を同じ日(つまり、同じ金相場)であれば、買値の5-10%程度安い値段で買い取ってくれます。タイの人は気軽に金製品を売りに来たり、手持ちのアクセサリーに飽きると差額だけ払って新しい物に交換したりしています。

どこの金行もデザイン的には似通っており独自性は少ないのですが、ではどうやって自店の製品と他店の製品を判別しているのでしょうか?実は、製品に小さく各金行独自の刻印がしてあるんです。ネックレスやブレスレットであれば、留め具のあたりにあります。それぞれ他店の刻印も知ってますから、信用のおけるお店の刻印がしてあるものは、他店でも買い取ってくれるわけです(但し、他店の商品ですと、1バートあたり2-300バーツ安くなるケースが多いので、買ったお店で売るのが基本です)。

大半の金行はまじめに商売をしているのですが、極一部には純度をごまかした商品を売っているところがあります。こうしたお店は、金行業界でブラックリストに載せており、そのリストに載っている金行で買った商品は、他店では買い取ってくれません。
尚、金の地金自体は世界中価格はほぼ同じ(各国の関税や消費税の扱いで多少差がありますが)でタイが安いというわけではありません。タイ製に限らず、金地金相場からみて異常に安い金製品は、純度が怪しい或いは金メッキとお考え頂くのが良いと思います。

これほど金製品の取引が盛んなタイですが、国内ではあまり金鉱石を産出しません。金製品の材料となる金地金は、主にスイス、オーストラリア、インドネシア、イギリスなどから輸入されています。

どうぞ、本物の輝き、23金イエローゴールドアクセサリーをお買い求め下さい。

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