| 当店で販売しているプラクルアンのケース（フレーム）は純度90%の金で出来ています。ここでは、プラクルアンがどのようにケースに入れられるかをご紹介します。当店で販売しているプラクルアンには最初からケースに入れられていたものと、当店自らお守りをケース屋に持ち込み仕立ててもらったものの二種類ありますが、基本的には同じ工程で作られています。ケース屋は最新鋭のハイテク機械を使っているのではなく、皆さんがご想像されている通り、家内制手工業です（例えて言うなら、小学校の図工の時間といった感じです）。 ①ケース屋にはさまざまな大きさ・形のケースが在庫してありますので、まずはプラクルアンが納められるちょうど良い大きさ（プラクルアンにぴったりの大きさではなく、プラスティックの基盤＝下記工程参照、を入れる為、思っているより大きめです）のケースを探します。 ②厚い（7-8ミリ程度）大きなプラスティック板を、ケースの大きさ・形に合わせて糸鋸で切り取ります。このプラスティック板は、傷が付かないように茶色の保護シールが両面に貼ってあるので、最初は木製かと思いました。 ③切り取ったプラスティック片に鉛筆でプラクルアンの形に沿って線を書きます。この線に沿って中を切り取ります。それを電熱器で温めて軟らかくし（→こんな感じです）、さきほど切り取った（くり抜いた）ところにプラクルアンをはめ込みます。これを平坦なところに置いて冷ませば、プラクルアンはきっちりとプラスティック板に固定された状態になり、これが基盤となります。 ④次に前面となる透明なプラスティックカバーを基盤（プラクルアンをはめ込んだ）に接着剤で貼り付け、クリップで留めて固定しておきます。接着剤が乾燥すれば、今度は裏面のプラスティックカバーを同様に接着剤で貼り付けます。 ⑤基盤に前面・裏面プラスティックケースの貼り付けが終われば、いよいよ金製のケースに入れます。そして裏面の縁取りとなる金シートを乗せ、金ケースの横をほんの少しだけ折り曲げ固定します。 ⑥最後に角を叩いて面取り（鋭角だと引っ掛かったりして危ないので、角をつぶして少し丸みを持たせます）、金ケースとプラスティックケースの間にロウを流し込んで隙間を埋めて（防水対策）出来あがりです。 お手持ちのプラクルアン（ケースがない・ステンレス製を金製に代えたい）を、金製ケースに仕立てるサービスも行っておりますので、ご希望のお客様はメールもしくは下記フォームよりお問合せ下さい。尚、価格は金ケースの重量（金の使用量）によって決まりますが、金相場によっても変動いたしますので、下記価格は参考程度としてお考え下さいませ（下記は金相場が安かったかなり以前のサンプルですので、2013年4月現在、価格は1gあたり7,500-8,000円程度とお考え下さい）。また現在承れる金ケースの純度は75%（K18）となります。 （サンプル１）  ルアンポーソートーン 出来上り後のサイズ： 3.9cm x 2.5cm 金ケース重量 約3.8g（純度90%） 価格： 11,000円 （サンプル２）  プラ・ソムデット？ 出来上がり後のサイズ： 金ケース重量 約5.23g（純度90%） 価格： 15,000円 （サンプル３）  プラ・ルアンポーソット（ワット・パクナーム） 出来上がり後のサイズ： 3.2cm x 2.6cm 金ケース重量： 約2.55g（純度90%） 価格： 8,000円 （サンプル４）  プラ？ 出来上がり後のサイズ： 3.1cm x 2.2cm 金ケース重量： 約2.88g（純度90%） 価格： 8,800円 （サンプル５）  プラ・ソムデット・ラッタナ・マーラー（ワット・チェディ・ガーム） 出来上がり後のサイズ： 4.4cm x 2.9cm 金ケース重量： 約4.78g（純度90%） 価格： 14,500円 （サンプル６）  プラ・リアン・ルアンポープーン（ワット・バンプラー） 出来上がり後のサイズ： 金ケース重量： 約3.20g（純度90%） 価格： 9,500円 （サンプル７）  プラ・ソムデット・ルアンポーパーン（ワット・バーンノムコー） 出来上がり後のサイズ： 3.5cm x 2.7cm 金ケース重量： 約3.19g（純度90%） 価格： 9,500円 （サンプル８）  プラ・クワン・イム（観音菩薩） 出来上がり後のサイズ： 金ケース重量： 約1.90g（純度90%） 価格： 6,100円 （サンプル９）  プラ・ロート（ワット・マハワン、ランプーン県） 出来上がり後のサイズ： 金ケース重量： 約1.9g（純度90%） 価格： 8,000円 （サンプル１０）  プラ・リアン・ルアン・ポー・ルア 仏暦2509年（ワット・サーオ・チャ・ンゴーク、チャチュンサオ県） 出来上がり後のサイズ： 金ケース重量： 約3.3g（純度90%） 価格： 13,000円 |
